■ 背 景 作 成  < 1 >

■Painter起動

 そのまんまです(笑)

 いつもこのくらいの範囲をキャンバスにして作業してます。

 私は基本的に、いつも背景から作成していきます。
 全体の雰囲気を掴めることも理由ですが、それ以上に背景から塗らないと背景を手抜きにしてしまうので・・・。

 今回も、先に背景から塗り進めていきます。


■ブラシ設定

 今回はPainter6の水彩を使用して塗り進めます。

 大体いつも、この2種のブラシで進めています。
 多分不透明度以外の設定はいじってないです。
 (いじくっていたとしても記憶にない・・・)
 色々試してみて、自分に合う設定にするのが一番だと思うので、この値は参考までに。
 ぼかし用にするブラシは、
ブラシコントロール→塗料→補充量で値を0%に設定します。

 今回のイラストタイプの場合、粗さは基本的に0%。
 後から、必要な箇所でのみ調整しますけど。

 ブラシの設定が出来たら、塗り始めていきましょう。


■空を塗る

 丸い部分の中の空から塗り始めます。
 使用ブラシは、上記の
水ブラシを使います。

 水彩ツールでの塗りは、線画に影響を及ぼさないので(線がのびたり潰れたりしない)、最初に置く色ははみ出し等を気にせずに思いっきり塗ってしまいましょう。

 上の方が濃くなるよう、グラデーションに。
 たたくように塗ると、濃度調整がしやすいですよ。(ペンタブ使用時限定?)

 次に、丸筆<水彩ブレンド>で色をなじませていきます。
 上に比べると、だいぶ綺麗なグラデーションになりました。

 これで空のベース色は完成です。

 今度は雲を描き込んでいきます。

 私は、雲を描くときは陰→ハイライトの順に色をのせていきます。
 テキトーに色を置くだけで、結構雲っぽくなるものなので、気楽に適当に。
 たたくように色をのせていった方が、それらしくなると思います。

 雲をぼかしてなじませていきます。

 ぼかしすぎると空の青に溶け込んでしまうので、あまりぼかしすぎないように気を付けましょう。

 ・・・実は私、空描くの得意じゃないんですが。

 「色を置く→ぼかす」を繰り返して、空はこれで完成です。

 私はここで一度RIF形式で保存します。
 水彩ペイントを乾燥させないまま、大部分の塗りに入ります。

 はみ出した部分を綺麗に消して乾燥させつつ進める方法もありますが、私は最後にまとめて乾燥させています。
 先に塗った部分へのはみ出しを気にせず塗りたい方は、乾燥させながら塗ることをオススメします。
 その際は、一度乾燥させてしまうと水彩ツールでの修正は一切出来ませんのでご注意を。