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■服を塗る

 次は服を塗っていきます。 

 ・・・肌の塗りと大差ないんですけどね。

 ベースとなる色をおいていきます。
 同じ色になる部分は、一緒に塗っておいた方が楽かと思います。

 肌にはみ出さないように気を付けながら進めます。

 陰も入れます。

 なんか塗り方が適当ですねー(笑)

 ここでの陰入れも、肌の時と同様に色に気を付けた方が良いかと。

 後は暗い陰が入った側の縁に、全体のイメージ色の反射光を入れておくと自然な感じになります。
 (今回の絵だと、例えば肌なら左頬のラインに明るい茶色系の色を入れることになります)

 今回の絵は、諸事情により(?)反射光を入れずに進めていきます。

 ぼかします。
 質感や光源を考えながら塗・・・ってるハズです。

 ぼかし終えたら、最後に布の厚みを描き加えます。
 厚みを入れるのと入れないのでは、大分感じが変わるので忘れずに描き込んでおきましょう。

 他の部分も、基本的に同じ作業の繰り返しなので・・・説明は割愛。
 服だけじゃないんですが、先に全体の配色を決めておくと塗り進めやすいので、前もってラフ等にベタ塗りしたものを用意しておくと良いです。
 ・・・ちなみに、今回は行き当たりばったりの一発本番着色でした;

 気を付ける点として、布と金属の質感の塗り分けについて。
 布に比べて、金属はハイライトと陰の部分の色の差を強くしておきます。
 布でも、厚い布と薄い布ではシワの入り方が違いますし、綿布とレザーでも変わってきますよね。
 その辺は、実物を見ながら塗り分けていくのが一番かと思います。

 宝石部分の塗りは、目の塗りとあまり変わらないので、後で説明する目の塗りを参考にドウゾ。

 服の塗りは完成です。
 頭のサークレットのみ、髪の塗りが終わってから塗るので残しておきます。